グッドコムアセットのデメリットと失敗のリスクは?評判・口コミを理系大家が徹底解説
「グッドコムアセットの投資で失敗することはない?」
「営業電話がしつこいという噂のデメリットは本当?」
「東証プライム上場企業だけど、実際の物件の質はどうなの?」
不動産投資を検討していると、一度は「グッドコムアセット」の名前を目にする機会があるでしょう。
同社は東京23区を中心に「GENOVIA」ブランドを展開している上場企業です。信頼感がある一方で、投資である以上は「デメリット」や「失敗のリスク」を冷静に見極める必要があります。
また、営業スタイルや収益構造において、人によっては「合わない」と感じる部分があるのも事実です。
そこで本記事では、
- グッドコムアセットの口コミ・評判
- 物件やビジネスモデルの特徴
- 投資家として注意しておきたいポイント
といった点を、理系大家の視点から客観的に整理します。
グッドコムアセットの口コミ・評判|「失敗した」と感じやすい論点は?
グッドコムアセットのインターネット上の口コミは、他社と比べて多いとは言えません。そのため「良い/悪い」を口コミだけで断定しづらいのが前提です。
一方で、可視化されている声を読むと、評価が割れやすいのは「電話勧誘の接点」です。同社は東証プライム上場企業であり、コンプライアンス体制は整っているはずですが、営業現場での熱量と受け手側の印象にギャップが生じている可能性が読み取れます。
また、投資家としては、説明の納得感や契約(保証系)の理解度もチェックすべきポイントです。こうした部分を「面倒だから」とないがしろにしてしまうと、後々「失敗した」と後悔することになりかねません。
同社に対する実際の口コミ・評判と、詳しい対処法は後半で解説していきます。
グッドコムアセットの企業概要
ここからは、事業規模や体制を整理しつつ、投資家が確認しておきたいポイントを見ていきます。
※以下の表はグッドコムアセット公式サイトの企業情報ページをもとに整理しています。
| 商号 | 株式会社グッドコムアセット |
| 上場市場 | 東京証券取引所プライム市場、福岡証券取引所本則市場(3475) |
| 所在地 | 本社:東京都新宿区西新宿七丁目20番1号 住友不動産西新宿ビル17F |
| 代表者 | 代表取締役社長 長嶋 義和 |
| 設立 | 2005年11月 |
| 資本金 | 15億9,656万円(2025年10月16日時点) |
| 事業内容 | ・マンションの企画、開発、分譲 ・マンションの建物管理、賃貸管理 ・不動産に関するコンサルティング業 ・損害保険代理店業 |
グッドコムアセットの企業体力・体制をチェック
グッドコムアセットの最大の特徴は、東京証券取引所プライム市場に上場しているという点です。不動産投資は数十年単位の長期的な付き合いになるため、管理会社の倒産リスクは最小限に抑えたいもの。その点、15億円を超える資本金と上場企業としての厳格な監査体制は、投資家にとって大きな安心材料となります。
また、企画・開発から賃貸管理までをグループ一貫で行う体制を整えており、子会社には保証会社や投資顧問会社を抱えるなど、不動産事業を多角的に支える強固な組織基盤が確認できます。中堅デベロッパーの中でも、特に財務の透明性と組織の継続性が高い企業の一つといえるでしょう。
とはいえ、上場=失敗しないではありません。投資判断は、個別物件の収支と契約条件で切り分けるのが安全です。
グッドコムアセットの代表者|長嶋 義和氏の経歴は?
グッドコムアセットの代表取締役社長は、長嶋 義和(ながしま よしかず)氏です。
公式の「取締役・執行役員」プロフィールによると、同氏は不動産マンション業界で営業・マネジメントの経験を積み、2005年にグッドコムアセットへ参画。その後、2008年から同社代表取締役社長を務めています。
加えて、関連会社の役員歴も複数あり、グループ経営として領域を拡張してきた経歴です。営業畑出身のトップである点は、販売チャネルや提案設計が強くなりやすい一方、投資家側は“熱量”より“前提”を確認する姿勢が欠かせません。
代表の経歴から見たグッドコムアセットの強み&注意点
長嶋氏の経歴を見ると、投資用マンションの草分け的存在である企業で営業のトップを務めた、いわば「販売と実務のスペシャリスト」であることが分かります。この経験は、顧客ニーズを捉えた物件企画や、力強い販売網の構築という形で同社の成長に反映されています。
一方で、営業畑出身のトップであることから、組織全体に営業推進の文化が根付いている側面も推察されます。これが「積極的な提案」と受け取られるか「しつこい勧誘」と感じられるかは、担当者との相性や投資家側のスタンスに依存します。上場企業の社長として多方面のグループ会社も率いており、経営手腕には定評がありますが、営業姿勢については投資家自身が冷静に見極める必要があります。
グッドコムアセットの特徴|「供給×ファンド×REIT」を見据えた成長モデル
グッドコムアセットは、自社ブランドマンション「GENOVIA(ジェノヴィア)」を軸とした戦略的なビジネスモデルを展開しています。具体的には、下記のような流れです。
- GENOVIAシリーズの供給:創業以来、218棟(前期末時点)もの供給実績を誇る主力ブランドの供給
- 不動産ファンド・REIT事業:2025年度には不動産ファンドを順次立ち上げ。将来的にはREIT事業の開始も視野に入れる
- 出口の多様化:投資家への直接販売だけでなく、自社ファンドやリートへ物件を売却することで、キャッシュフローを高回転させる戦略を推進
グッドコムアセットのビジネスモデルが投資家に与える影響
この「高回転・多角化」モデルは、投資家にとって二つの側面を持ちます。まず、自社で出口(リート等)を持つことは、物件の流動性を高め、長期的な資産価値の下支えになる可能性があります。2030年に売上高6,000億円を目指す中期経営計画もあり、企業成長に伴うサポート体制の拡充も期待できます。
ただし、理系大家として注視したいのは、「自社利益の最適化」と「個人投資家の利益」が常に一致するかという点です。ファンドやリートへの供給を優先するあまり、個人に紹介される物件の条件が厳しくならないか、あるいは管理コストが将来的に上昇しないかなど、規模拡大の裏側にあるコスト構造を理解しておく必要があります。

グッドコムアセットの物件の特徴|7つの厳格な評価基準
同社の物件選定には、理系的ともいえる「入居率」と「資産維持」を重視した7つの評価基準が存在します。
1都3県で最寄り駅まで徒歩10分圏内の物件
需要と供給のバランスが良い物件
金融機関の厳正な審査をクリアした物件
昭和56年以降に施工された新耐震設計物件
適切な修繕、清掃などが行われている管理状態の良好な物件
年間家賃収入を基に年4%以上の利回りを確保できる物件
ターミナル駅へのアクセスに便利な人気沿線の物件
これらの基準は、不動産投資で失敗しないために有効といえる貸しやすさ・安全性を意識した条件が並んでいます。特に「駅徒歩10分圏内」や「4%以上の利回り」という具体的な数字を掲げている点は評価できます。
物件を検討する際の確認ポイント
一方で、基準をクリアしているからといって、すべての物件が「あなたにとって最適」とは限りません。例えば、4%の利回りはあくまで表面的な数字であり、管理費や税金を差し引いた「実質利回り」が自身のキャッシュフロー計画に合致するかは別問題です。
また、新築・築浅中心のラインナップになるため、節税効果や購入時の諸費用など、トータルでの収支シミュレーションを自身の目で確認することが不可欠です。特に節税効果に関しては、築浅であるほど効果は下がります。
特に、好立地の物件は資産性が期待できる一方、物件価格はやや高めになりやすく、費用対効果の面では他エリアの物件と大きな差が出ない可能性もあります。購入を検討する際は、周辺エリアの家賃相場や流通価格を調べたうえで、価格と収益性のバランスが取れているかを確認しましょう。

グッドコムアセットの良い口コミ|丁寧な説明と安心の物件力
同社は歴史の長さに比べると、インターネット上の口コミ数は決して多くありませんが、公式サイトの実績紹介などでは、納得感を持って始めたオーナーの声が掲載されています。
あくまで自社サイトに掲載されている口コミなので参考程度ではありますが、抜粋してご紹介します。
仕事柄、資産運用は全く考えていませんでしたが、マンション経営のメリットとデメリットの詳しい説明を受けてみると、株や証券よりもずっと安定していて、長期的に考えても、銀行に貯金しておくよりしっかりと”もの”が残る点がよいと感じられ、マンション経営を始めることにしました。(一部抜粋)
個人的にマンション経営には、手間がかかって煩わしいイメージや、難しそうなイメージを持っていましたが、わからない部分や、どういった手順でスタートさせたらいいかなどを細かく教えていただくことができました。(一部抜粋)
ポジティブな評価の分析
良い口コミから透けて見えるのは、同社の「リスク説明の誠実さ」と「手離れの良さ」です。不動産投資を「怪しいもの」と感じている層に対し、メリットだけでなくデメリットを論理的に説明できる担当者の存在は、投資判断の大きな後押しとなります。
また、煩雑な手続きをワンストップで代行してくれる体制は、本業の忙しい会社員投資家にとって「失敗したくない、手間をかけたくない」というニーズに合致していると言えます。

グッドコムアセットの悪い口コミ|電話勧誘と対応品質への不満
一方で、ネガティブな評価の多くは、投資内容そのものよりも「ファーストコンタクト」の段階に集中しています。電話帳ナビなどのユーザー投稿サイトでは「要件が不明瞭」「断ると電話を切られた」など、電話対応に関する不満が見られました。
職員の〇〇さんいますか?と聞かれ、どのような要件かと伺うと「挨拶なんですが」とのこと
個人的な要件でしたら個人携帯へお願いできますでしょうかと伝えたところブツ切りされました
ブツ切りはダメだよな
参照元:電話帳ナビ(グッドコムアセット)
なお、上記は個人の体験に基づく投稿のため、真偽・網羅性に限界があることには留意しておくべきです。
電話勧誘への具体的な対処法
不動産業界全体として電話勧誘は多い傾向にありますが、不快に感じた場合は以下の対応が有効です。
- 「勧誘不要」と明確に伝える:曖昧な返答はせず、「今後一切の連絡を拒否します」とはっきり告げましょう。
- 法令遵守を指摘する:しつこい勧誘が続く場合は記録を残すのが基本です。改善しない場合は、消費生活センター等に相談する選択肢もあります。
- 情報の真偽を見極める:口コミサイトの情報は主観的なものが多いため、それだけで会社全体を「悪」と断定するのではなく、あくまで「営業スタイルの一部」として参考に留める冷静さが重要です。
グッドコムアセットのサポート体制|購入後の管理サービスを解説
グッドコムアセットでは、子会社である株式会社グッドコムが提供する管理システム「G・Cシステム」により、入居者確保〜退去後クリーニングまで一貫管理を行っています。
公式サイトには、月額4,000円(税抜)〜の手数料で、入居者募集から賃貸借契約、家賃集金、苦情処理、更新・解約、敷金精算までをすべて代行する旨の記載があります。
また、募集家賃の9割までを保証するサブリース的なシステムも用意されています。
サブリース契約には要注意
「空室保証」という言葉は、不動産投資初心者にとって非常に魅力的な響きを持ちますが、これには注意が必要です。
サブリース契約は、空室でも家賃が支払われる安心感と引き換えに、「家賃設定の主導権」や「解約の自由」を会社側に握られる契約になりやすい側面があります。
代表的なデメリット・トラブル例としては、次のような点が挙げられます。
- 家賃が一方的に引き下げられる
- 入居者情報がオーナーに開示されない
- 逆ザヤになり、収支が悪化する
- オーナー利益が出にくい構造になりやすい
- 「長期安定収入」が保証されているわけではない
- 売却時に価格が下がる要因になる
- 解約が容易にできない
こうした問題が多発したことから、消費者庁もサブリース契約について注意喚起を行っています。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_011/
参考:消費者庁「サブリース契約に関する注意喚起」
仕組み自体が違法というわけではありませんが、「保証」という言葉だけで安心せず、契約内容を冷静に確認する姿勢が重要です。
詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
サブリース契約を解除したい方へ
すでにサブリースを締結しており、「毎月の手残りが少ない」「物件を売りたいのに解除できない」といった悩みを抱えている方もいるでしょう。
しかし、サブリース契約は、法律上「賃貸借契約」として扱われるため、借地借家法によってサブリース会社側が強く保護されます。そのため、オーナー側からの解約は難しくなりやすいのが実情です。
とはいえ、必ずしも解除できないわけではありません。私自身、実際にサブリース契約を解除した経験がありますし、知人の解約をサポートしたケースもあります。
- 売却したいのにサブリースが足かせになっている
- 解除できるのか分からず、次の手が打てない
といった状況であれば、まずは契約内容と現状を整理することから始めることで、選択肢が見えてくる場合もあります。もし、サブリース契約が「足かせになっている」と感じているなら、現状を整理し、次の一手を打つための準備を一緒に進めることも可能ですので、お気軽にLINEでご相談ください。
グッドコムアセットのセミナー情報|現在の開催状況
公式サイト上で確認できる範囲では、過去告知の掲載はある一方、申込については「受付終了」といった表示が見られました。
ただし、表示内容は更新される可能性がありますので、最新状況は公式ページでの再確認をおすすめします。
セミナー参加で失敗しないコツ
一般的に、不動産投資セミナーは「入り口」であり、その後の個別面談が「本番」です。今後もしセミナーが再開されたとしても、その場の雰囲気に流されて即決するのは禁物です。
まずは、セミナーで提示される「平均的なシミュレーション」が、自身の源泉徴収票やライフプランに当てはめた時にどう変化するかという意識を持って臨みましょう。
また、営業を受けることに抵抗があるなら、無理に参加せず、公開されているIR情報や物件情報から、じっくりと外堀を埋めていく情報収集をおすすめします。
節税目的の不動産投資は注意が必要
セミナーや商談でよく語られる「節税」を主目的にするのは非常に危険です。確かに不動産所得の赤字を給与所得と合算すれば税金は戻ってきますが、それは、キャッシュアウトが発生していることの裏返しでもあります。
節税額よりも、毎月のローンの持ち出しや将来の資産価値下落が大きければ、投資としては「失敗」です。節税はあくまで副次的なメリットと捉え、物件単体での収益性を第一に考える視点を忘れないようにしましょう。
この点については、下記の記事で詳しく解説していますので、節税目的で不動産投資を検討している方は、ぜひ一度目を通してみてください。
グッドコムアセットの口コミ・評判まとめ|「デメリット」と「失敗」の真相
最後に、株式会社グッドコムアセットに関する口コミ・評判を踏まえ、検索ワードとして挙がる「デメリット」や「失敗」の背景について整理します。
口コミ・評判まとめ
グッドコムアセットの口コミを総合すると、東証プライム上場という規模の割に、一般の投資家による詳細な体験談は決して多い方ではありません。そのため、断片的な情報から「失敗のリスク」を過度に恐れたり、実態が見えにくかったりすること自体が不安要素(デメリット)として映りやすい側面があります。
確認できる口コミの内容を見ると、
丁寧でわかりやすい説明や、煩雑な手続きをワンストップで代行してくれる体制を評価する声
電話勧誘の多さや、断った際の対応に対する不満の声
といった、入り口の営業姿勢に関する評価が目立ちます。これは、同社が積極的な営業展開を行っていることの裏返しとも言えますが、受け手によっては「強引さ」を感じ、それが「デメリット」「失敗しそう」という印象に繋がっている可能性があります。
ただし、口コミはあくまで主観的な体験に基づくものであるため、それだけで良し悪しを断定せず、提示された条件を多角的に分析することが欠かせません。
投資家視点によるグッドコムアセットの総評
グッドコムアセットは、東京23区・駅近という「負けにくい立地」にこだわり、開発から管理までを自社グループで完結させる一気通貫型のモデルを採用しています。上場企業としての高いガバナンスや、独自の「7つの評価基準」に基づいた物件選定は、不動産投資における最低限のリスクヘッジを目的とした“入口条件”としては整理されているといえます。
一方で、投資家が意識しておくべきデメリットや失敗のリスクも存在します。
高付加価値ゆえの価格設定:好立地かつブランド力がある分、物件価格は高めになりやすく、表面利回り(4%以上)だけで判断すると、実質的なキャッシュフローが圧迫される可能性
管理システムの制約:「G・Cシステム」などの空室保証は安心感がある一方で、手数料や解約条件、将来的な家賃見直しのリスクなど、オーナー側の自由度を制限する側面
出口戦略の不透明性:REITやファンドへの展開を強化しているものの、個人オーナーが売却する際の価格が購入時の「新築プレミアム」を維持できるかは市場環境に左右される
つまり、最終的に重要なのは、
提示されたシミュレーションの空室率や修繕費は妥当か
サブリース(空室保証)がなければ収支はどうなるか
数年後に売却する際、想定される価格帯に根拠はあるか
といった点を、営業担当者の言葉ではなく、客観的な数字と条文で裏取りできるかです。現時点で、グッドコムアセットを「避けるべき会社」と断定する材料はありませんが、上場企業という看板に安心しきってしまうと失敗を招きかねません。
もし「この物件で進めて大丈夫か」「デメリットが解消されない」と判断に迷っているなら、お気軽にLINEでご相談ください。理系大家の視点から、数字の前提整理(相場・費用・出口)を一緒に確認します。
グッドコムアセットの物件を検討している方へ
グッドコムアセットの提案物件が気になっているなら、判断の質を上げるために最低限ここだけは確認してください。
- 提案されている価格は妥当なのか
- 値引き交渉の余地はないのか
- 設定家賃は相場と比べて適正か
- 契約書の内容に落とし穴はないか
- 必要以上の保証や条件が付いていないか
こうした点に少しでも不安や疑問があれば、お気軽にご相談ください。あなたの不動産投資を、今より一段良い形にするお手伝いができるかもしれません。
グッドコムアセットの物件を保有している方へ
すでにグッドコムアセット経由で購入・保有している方で、次のようなお悩みがあれば、気軽にご連絡ください。
- サブリース契約を解除できずに悩んでいる
- 購入後も不安が拭えない
- 売却相談をしたが、希望する価格にならなかった
- 現在保有している物件が適正価格なのか知りたい
- 毎月の収支を少しでも改善したい
管理方法の見直しや、相談する業者を変えるだけで、収支の改善や納得のいく条件での売却につながるケースもあります。
かつて、私の身近な人が同じような状況で苦しんでいた時期がありました。私にできることは限られていますが、力になれることはあるかと思います。



