株式会社エボルゾーン (旧株式会社プレミアムバリューバンク)の口コミ・評判情報

老後の資産形成として、不動産投資を始める人が増えています。中でもワンルームマンション投資は少ない資金でも始めることができるので、会社員を中心に幅広い年齢層から注目を集めています。
物件の購入だけでなく、賃貸管理、運用、売却までを一貫してサポートしてくれる会社も増えていることから、会社員の不動産投資へのハードルは下がりました。ただし、どんな会社に依頼するか、どんなサポート内容があるかは、しっかりと調べた上で依頼しなくてはなりません。
この記事では、東京都心部を中心に、自社物件の販売、紹介、仲介などを行う「株式会社エボルゾーン(旧株式会社プレミアムバリューバンク)」について見ていきたいと思います。事業内容や扱う物件の特徴などから、まかせることができるかどうかをチェックしてみましょう。
株式会社エボルゾーン (旧株式会社プレミアムバリューバンク)の会社概要
株式会社エボルゾーンは、東京都港区に本社、大阪府大阪市に支社があります。先進技術を軸に不動産分野と金融分野で培った専門性と企画力、ネットワークを強みとしています。不動産テック事業をメインに、不動産投資・保有事業、収益不動産再生事業、不動産開発事業、不動産小口化事業、賃貸・管理事業など幅広く展開しています。
2020年に旧株式会社プレミアムバリューバンクから、エボルゾーンへと社名変更しています。不動産の仕入れ、販売・仲介はグループ会社の「株式会社エボルエステート」が行っており、「テクノロジー×不動産×金融+建築施工」の実現に向けて、をグループ各社でサービス提供を行なっています。
会社名 | 株式会社エボルゾーン |
設立 | 2011年 6月 |
資本金 | 1億円 |
所在地 | 〒107-0061 東京都港区北青山3-2-5 |
代表者 | 代表取締役社長 北野 孝 |
事業内容 | 不動産テック事業 |
所属団体 | 公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会 |
免許番号 | 宅地建物取引業 : 国土交通大臣 第8397号 |
info@evol-g.com | |
電話番号 | 03-5843-1331 |
取引金融機関 | きらぼし銀行 / 三菱UFJ銀行 / みずほ銀行 / 三井住友銀行 / 北陸銀行 / 東日本銀行 / 西武信用金庫 |
会社HP | |
関連会社 | 株式会社エボルエステート |
ワンルーム不動産投資とは
ワンルームマンションのメリット
不動産投資は、主に老後資金の確保だったり、長期的な資産運用という目的で、現在とても注目されています。
不動産投資の中でも、近年人気が高いのは「ワンルーム不動産投資」です。ワンルーム不動産投資の1番のメリットは、手元の資金が少ない人でも始められるということです。株や投資信託ではそうはいきませんよね。
戸建て、一棟アパートに比べて価格の安いワンルーム不動産は、多くの資金を用意しなくても投資を始めることができます。不動産投資会社の中には、「資金ゼロで始められる」と言う勧誘をしているところもあります。一方、銀行からの借り入れが必須になるので、主に会社員をターゲットに、ここ数年注目を集めています。
ワンルームマンションのデメリット
注意が必要なのは、不動産投資は知識がないと効率の悪い資産形成になり、最悪赤字収支となります。
ワンルーム不動産投資は、立地、価格、金利、築年数、税金など、様々な条件を検討する必要があります。株や投資信託などの金融商品と違って、少し初めてからすぐ売る、といった流動性はないため、じっくり慎重な判断が求められます。
また、出口戦略についても検討が必要です。出口戦略とは持ち続けるか、売却するか、といった不動産投資の終わりのことを指しますが、不動産投資では購入してから5年以内の売却が損だったり、築15年をすぎると売却価格を下げないといけなかったりと、購入時では分からない色々な制限や縛りがあります。そういった『知識』がない中で不動産投資を始めた際に、いざ問題にぶち当たって後悔する、という人が多く発生している点が、不動産投資の負の特徴と言えるでしょう。
株式会社エボルゾーン (旧株式会社プレミアムバリューバンク)の特徴
株式会社エボルゾーン (旧株式会社プレミアムバリューバンク)のマンションブランド
株式会社エボルゾーンは、自社ブランドとして「EVOLシリーズ・」「Premium Valueシリーズ」といった収益不動産の開発・運用を行なっています。
ホームページ上では、物件詳細や開発実績などは確認できませんが、都心部に数件自社開発物件を所有していることが記載されていますでの、興味のある方は問い合わせてみると良いでしょう。
主要対応エリア
自社物件は都内の中心部や人気エリアにあるようです。一方、仲介事業では特定のエリアを絞らず、全国に流通している投資用不動産に対応しています。
大きな都市を中心に、物件の購入から売却までを見据えた物件展開を行なっており、収益の見込めるエリアの不動産を扱っているようです。
不動産投資のハードルを下げる不動産クラウドファンディング
株式会社エボルゾーンのメイン事業である「不動産テック事業」では、少ない額から気軽に不動産投資を始められる仕組みの構築を進めています。クラウドファンディングを導入し、出資金額を基に不動産事業を行いながら、対象不動産から得られる賃料・売却益を還元する仕組みになっています。1万円から出資することができるため、不動産投資初心でも少額で気軽に不動産投資を始めることができます。
不動産クラウドファンディングは不動産投資的な側面よりも、株や投資信託のような性質の商品ですね。
老舗ゼネコンと組んだリノベーション事業
不動産のリノベーションを行い、新たな価値を生み出す「収益不動産再生事業」も得意としています。80年を超える歴史と多数の施工実績を重ねたゼネコン(総合建設業)とタッグを組み、内装・設備をリノベーションしています。
古くから受け継がれた技術と最新の技術を掛け合わせた施工を行うことで、新築同様にリノベーションを行い、資産価値を高めた物件の販売を行っています。これまでの施工事例はホームページで紹介されているので、気になる人は確認してみると良いでしょう
不動産投資コラムを発信
株式会社エボルゾーンは4つのグループ会社で「テクノロジー×不動産×金融+建築施工」を実現しています。その中の不動産の仕入・販売・仲介などをメインに行っているグループ会社「株式会社エボルエステート」では、ホームページで不動産投資コラムを発信しています。
発信しているコラムの内容は不動産投資に関わること、税金に関わることなど、不動産投資に必要な知識が学べる情報が発信されています。リノベーションのポイント、賃貸管理に関すること、クラウドファンディングなど、テーマも様々です。多くの情報を提供しているので、自身の知識を増やすためにも参考にしてみると良いでしょう。
管理事業について
株式会社エボルゾーンでは、不動産投資の運用管理の一環として賃貸管理業務の代行を行っています。
管理業務に関しては、
●募集契約業務
・賃貸条件の設定
・入居者様の募集、審査
・貸主(代理)として賃貸借契約書の捺印及び賃貸借契約の締結
・鍵交換の手配及び鍵の引渡し
●契約更新業務
・新賃貸条件の設定
・賃料改定事務の代行
・賃貸借契約書の作成
・締結及び金員の受領・送金事務代行
●管理
・賃料、敷金、その他諸経費の徴収事務代行
・賃料の滞納者に対する催告、督促、徴収事務代行及び報告
・月額賃料等の送金
・賃借人からの苦情、相談、修理等の申込受付、処理、手配
・本物件の瑕疵に関する連絡事務代行
・賃貸借契約違反者に対する注意、契約解除、更新拒絶等の事務代行
●解約業務
・物件の特別損傷等の点検・原状復旧工事・クリーニング等の各事務代行
・原状復旧工事の見積徴収・費用分担の査定・完了確認
・公共料金の精算確認
・賃料、敷金の精算事務代行
・物件の明渡し立会い及び鍵の受領
などを行っています。
上記に挙げた一般的な管理業務のほか、株式会社エボルゾーンでは、内見の際に展示していたモデル家具のプレゼントや、保証会社10社以上の提携、24時間駆けつけサービスといった、入居者の満足度向上に繋がるサービス提供も行なっています。
サブリース契約は注意が必要
近年はワンルーム不動産投資で、サブリースが非常に流行っています。複数の不動産会社から受けた提案が全てサブリース契約なんてこともあ流みたいですね。
「サブリース」とは、入居者募集から物件管理・苦情対応まで、賃貸経営を不動産会社に一任できる契約を指します。手間のかかる賃貸経営を任せられることに加え、空室状態に関わらず、毎月一定の金額が振り込まれる家賃保証もあり、不動産投資初心者には安心のシステムといえます。
しかし「契約期間」や「家賃保証」に関する説明不足・認識のズレなどから、トラブルに発展する事例も増えています。
主なトラブルの原因は、
- 家賃が一方的に下げられる
- 入居者の情報が分からない
- 逆鞘サブリースが行われるリスクがある
- そもそもオーナーの収支が悪くなるサービスである
- 35年間、安定的な賃貸運営ができる保証ではない
- 売却時に売却が下がる要因になりうる ・解約したくてもできない
などが挙げられます。
せっかく始めた不動産投資で後悔しないためにも、あらかじめ契約内容をしっかりと把握し、リスクについても知識を持っている必要があります。
トラブルについては消費者庁も注意喚起をしています。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/caution_011/
節税目的の不動産投資は注意が必要・・
近年、不動産投資は非常に流行っており、さまざまな人がさまざまな目的で新規参入しています。
特に富裕層の方が気になるのが“節税”でしょう。
不動産投資は投資といえども事業なので、さまざまな経費が発生します。そういった経費を利用して節税をしようと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際は節税目的で始める不動産投資には大きな落とし穴があることも・・・。
詳しくは下記記事にまとめているので、節税目的で不動産投資を始めようという方はぜひお読みください。
セミナー情報
株式会社エボルゾーンのホームページ上ではセミナーに関する記載は無いようです。しかし、グループ会社の「株式会社エボルエステート」のサイトを見ると、不定期でセミナーを開催していることが確認できます。
不動産投資を始める前の情報収集としてセミナーを活用したいと考えている人は、ホームページと併せて、グループ会社のページも確認してみると良いでしょう。
株式会社エボルゾーン (旧株式会社プレミアムバリューバンク)のまとめ
株式会社エボルゾーンは、「テクノロジー×不動産×金融+建築施工」をテーマに掲げ、グループ各社で拡大を続けています。クラウドファンディング事業、不動産小口化事業に力を入れていることも特徴の1つです。
IT技術を活用した不動産投資に興味のある人は、株式会社エボルゾーンいついてより詳しく調べてみることをおすすめします。忘れてはいけないのは、最先端のI T技術を活用しても、それだけで投資がうまくいくわけでありません。自分自身で冷静に判断できるような知識を身につけ、情報収集なども絶えず行いながら、価値ある物件に投資できるようになりましょう。