【2022年最新版】1000万円あったら何に投資する?投資歴15年以上の投資家厳選の資産運用先15選

老後に備えて資産運用を行う人も増えていますが、1000万円の貯金があるとしたらどうするでしょうか?1000万円では老後を豊かに過ごす資産としては足りないので、資産運用などを行って増やすのも1つの方法です。

ただし、資産運用をすることで逆に資産が減ったり、手間や時間ばかりが取られるようだと本末転倒です。1000万円持っているとしたら、どのように資産運用を行えばいいのか、お金の話は周りに相談できる人も少ない人が多く、どうすべきか悩む人も多いかもしれません。

私はこれまで資産運用を行い、実際に利益が出るものから、出ないものまで数多くの種類の運用先を試してきた経験があります。うまくいかないものはやめて、うまくいくものだけに絞っていった結果、今では投資の配当だけで生活できる収入を得られるようになっています。

この記事では、投資歴15年以上の私が、今1000万円手元にあるとしたら、どんな資産運用を行うかについてをお話ししたいと思います。

実際の運用先についてはもちろん、貯金だけでなく資産運用をすべき理由や、実際に始める際の注意点などもお話しします。ぜひ参考にしてみてください。

1000万円の貯金は「インフレ」を知らないと損します

1000万円を運用して増やす話の前に、まずは貯金しているだけだと資産は目減りしてしまうということをお話ししておきたいと思います。

多くの人は、銀行にお金を預けていれば安心と考えます。元本は保証されるし、利息がついて増えていく、これが銀行預金のイメージではないでしょうか。

ですが、現実は違います。今は低金利時代、インフレが進む今の世の中は、ただ銀行にお金を預けるだけでは資産が目減りします。

たった2%が大きな損につながるインフレ率とは?

ニュースなどで「インフレ」という言葉を耳にしたことがある人も多いでしょう。資産運用に興味がある人は十分理解しているかもしれませんが、インフレとは、インフレーションの略です。物やサービスの価値が上がることで、お金の価値が下がることを言います。

今、日本はどのぐらいのインフレ率かご存知でしょうか? 実は、毎年2%のインフレが起きています。2%と聞くとあまり大きなインパクトを感じないかもれませんが、1000万円の貯金がある場合は、20万円ほど資産が目減りすることを意味します。

銀行に預けていると利息はつくかもしれませんが、それは微々たるもの。実際はインフレによって2%ほど価値が目減りしてしまっているのです。単年だと大きなインパクトは感じない人も多いかもしれませんが、これが長いスパンで見ると、10年で830万円、20年では680万円もの価値の減少が起こってしまいます。

インフレと言われてピンとこない人も多いかもしれませんが、10年前と比べて物の値段が上がっていることを考えるとイメージしやすいかもしれません。価格が上がらないまでも、内容量が減っている物もそうした影響と言えます。

インフレをカバーできる利回り3%の資産運用を

インフレによって資産が目減りすることを理解した上で、1000万円の資産を運用することを考えるなら、インフレに負けない利回りで運用する必要があることがわかります。

2%のインフレ率があるとしたら、3%以上の利回りがあれば良いことになります。インフレを上回れば資産は増えていくことになるからです。

実際にどんな投資先を選べば3%以上の利回りが得られるのか、については記事の後半でお話ししていきたいと思いますが、まずはインフレを意識してカバーする利回りで運用することが重要なことを知っておいてください。

資産1000万円を運用する際の3つの注意点について

インフレを理解した上で、資産1000万円をどのように運用していくかを考えていくわけですが、ここで思うのが「失敗して資産を減らしたくない」ということです。

もちろん、絶対に失敗しないようにはできないわけですが、以下のポイントに気をつけることで、限りなく失敗するリスクを下げることができます。

  1. 資産は分散して運用する
  2. 元本保証に踊らされない
  3. ギャンブルではなく投資を行うようにする

1:資産は分散して運用する

資産運用では、資産を増やすこと以上に減らさないようにすることが重要です。そこで大切なのが「分散投資」という考え方です。

例えば、すべての財産を1ヶ所の投資先で運用している場合、その運用先が破綻した途端、すべての資産を失うことになります。破綻とは言わないまでも、急な相場の暴落などで多くの資産を失ってしまうようなケースは多くあります。

投資先を分散させておくことで、そうしたリスクを回避することができます。分散投資を行うことでリスク分散が可能になるので、より安全性の高い投資を行えるようになります。

2:元本保証に踊らされない

資産運用先を考える中で「元本保証」という言葉を見ることがあると思います。元本が保証されるということは損をしないことでもあるので、魅力的な条件に思えますが、結論としてはこの言葉に踊らされないようにすることが大切です。

理由は、元本保証だと資産は増えていかないことがほとんどだからです。例えば銀行預金や日本国債などが元本保証の代表的なものになります。元本は保証されていても、それぞれ利回りは0.01%0.05%です。安心感はあるとしても、1億円を運用して年間1~5万円程度しか増えないとしたら、1億の資産を運用することを考えるとあまりに非効率です。

ハイリスク・ハイリターンを求めるのも危険ですが、あまりにもローリスクにこだわると、利益を得る機会を逃してしまいます。リスクはできるだけ低いものを選びつつ、リスクとリターンのバランスを考えながら選択していくことが大事です。

逆に高利回り(年利5%以上)商品で元本保証をしているものがあればほとんどが詐欺に近いでしょう。

3:ギャンブルではなく投資を行うようにする

当たり前のことのように聞こえるかもしれませんが、実はここがちゃんとできていない人が多くいます。投資ではなく「投機」になってしまう人が多くいるのです。

投資と投機、似たような言葉ですが、ここで改めて違いを解説しておきたいと思います。

投じた資産に対するリターンの見込みが立つものであり、リスクを予測できるもの
リターンが不明確で予測が立たない。いわゆるギャンブルのようなもの

投資をしているつもりが、実際に資金を投じているものはリターンも不明瞭で、リスクの高い投機(ギャンブル)になってしまうことは少なくないのです。

投資だと思って投機をしてしまう人の違いは、資産運用に対する「知識」です。

例えば、金融商品に投資する場合を考えてみましょう。その業界、相場、市場動向を調査した上で、今後上がる確率が高いと見込み、かつ、リスクがあるとしたらどのようなものがあるのかを把握した上で行うのは「投資」です。

一方、業界の知識もなく、何となく良いと聞いて購入したりするのは「投機」です。資産運用で資産を減らさないためには、前者のように投資を行うことが求められます。そのためには知識を持つことが必要です。

また、自分自身に知識がない場合は「知識を持つ人」に相談するのも1つの方法です。知識を持つと言っても投資の領域では、調査すべき項目や範囲も広く、簡単ではありません。忙しくて時間がとれない場合や、調査が苦手な人であれば困難を極めます。その場合は、知識を持っている専門家に任せる、相談する、という選択が最善です。

私も長く投資を行ってきましたが、結論として、その分野の専門家に相談するのが、資産を減らさないようにするために最も効率的だと考えています。

1000万円の資産運用はこの3つのポイントに注意すること

ここまで、大切な資産を減らさないための資産運用の考え方についてお伝えしてきました。その上で次に大切なのが、投資先です。どこに投資して運用を行うのかはとても重要です。ただし投資先は多くあります。しっかりと見極めなければ、逆に資産を失うことにも繋がりかねません。

ここでは、私が投資先を見る際の3つの重要なポイントをお話ししていきたいと思います。資産運用は増やす以上に、減らさないようにすることが重要です。以下の3つをしっかりと意識していただければと思います。

1:できるだけリスクの低い投資先を選ぶこと

投資には絶対はないので、どんな投資先であっても大なり小なりリスクがあります。ただし、リスクと言っても非常に低リスクなものもあり、低リスクで高リターンを狙えるものもあります。

リスクが低く、しっかりリターンを狙うためには、以下のポイントで投資先のリスクを見極めていくことが重要です。

リスクヘッジを明確に把握できるかどうか

どんなリスクがあるのか、そのリスクは高いのか低いのか、リスク内容が明確に把握できるかどうかでみていくようにしましょう。リスクが明確であれば、それに対して対策を打つことができるからです。

例えば、世界情勢に影響される金融商品であれば、リスク要因としては、世界の株価などの値動きの暴落が考えられます。暴落につながりそうな指標をあらかじめ把握しておければ、動きがある場合でもいち早く対応できます。早期に損切りしたりして、リスクを最小限に抑えることも可能です。

投資先の中には、そもそもリスクを把握できないものや、1日単位で大きく乱高下して対策が打てないものもあります。こうした投資先に投資するのはお勧めできません。投資はギャンブルではないことを理解した上で、リスクヘッジできるかどうかをみておくようにしましょう。

過去の運用

過去の運用実績の有無も重要な判断材料の1つです。過去に運用実績がある場合は、実績を見ていくことで、どんなリスクが考えられるかを把握することができます。反対に実績がない場合は、リスクがどこにあるのかも見極められません。

投資先として、新規の案件を検討する場合は、こうした過去実績は見ていくことはできませんが、その場合はデューデリジェンスと呼ばれる様々な角度から精査していく専門的な視点も必要になります。

投資先の安全性や将来性を見極める作業のこと。

経験、知識がよほどある場合を除いて、実績のない新規案件には手を出さないようにするのが賢明です。最低でも2年以上は運用されていて、どこにリスクがあるのか把握できる投資先を優先するようにしていきましょう。実際に投資したことがある人を見つけたら、その人に話を聞いてみるのもとても有効的な判断の仕方です。

運用元について

投資先を見ていく場合は、案件概要、仕組みに目が行きがちですが、そこだけに気をとられていると危険です。案件の内容はしっかりしていても、そもそも運用会社が信用できなければ資産を失う可能性があるからです。

運用元の会社がどんな会社なのかは必ず見ていくようにしましょう。まずはしっかりと住所を確認して、本当に存在するのかを見ておきましょう。オフィスが存在しても、バーチャルオフィスだったりすることもあります。バーチャルオフィス=詐欺ではないですが、大きな資産を動かす会社の運用元がバーチャルオフィスにあるのは疑ってかかる方が賢明と言えるかもしれません。運用元を見ていくようにすることで、詐欺案件を事前に回避することも可能になります。

2:インフレ率より利回りの高い投資先に投資する

リスクの低い投資先を選んで投資しても、例えば国債のような利回りの低いものに投資してしまうと、リスクは低くても資産は増えません。資産運用としては、非効率です。

資産を効率的に運用していくためには、インフレ率よりも利回りの高い投資先を選ぶ必要があります。インフレ率2%と考えると、最低でも年利3%以上の投資先を探して投資していくことが大切です。

3:手離れの良さ

資産運用は、まず大前提として「長期的」な視点で考える必要があります。短期で増やそうとするとリスクが高まるので、長期で増やしていくことを考える必要があるわけですが、そこでポイントになるのが手離れの良さです。手間がかかるようなものを選んでしまうと、長く続けることができません。あまり手間がかかるようだと、本業に支障を及ぼすようになってしまったり、病気をしたりして手がかけられなくなると、途端に回らなくなってしまうことがあります。

例えば、FXのような投資だと、四六時中チャートを見るようになり、肉体的にも精神的にも疲れてしまいます。これでは長く続けることは難しくなります。できるだけ手離れできるものを選択して、本業や日常生活に支障を及ぼさない投資を心がけることが大切です。

ということで、投資先を見極めるための3つのポイントをお話ししましたが、実際にこの条件に当てはまる投資先を調べたり、見極めたりするのは大変だと思います。

そこで投資歴15年以上の私が、実際に投資してきた経験を交えて、1000万円を投資する際に検討しても良い投資先をいくつかご紹介したいと思います。

資産1000万円を投資する際に検討したい投資先15選

種類利回りリスク手間おすすめ度
区分不動産投資(都心部)

3~∞%

かからない

9/10
投資信託

インデックス型

-10~10%

やや低

少しかかる

8/10
投資信託

アクティブ型

-20~20%

少しかかる

8/10
変額保険

0~15%

低い

かからない

7.5/10
ロボアドバイザー

-10~8%

少しかかる

7/10
ETF

(上場投資信託)

-10~10%

やや低

×

かかる

7/10
社債

0~5%

低い

×

かかる

7/10
REIT

(不動産投資信託)

-20~20%

×

かかる

6.5/10
一棟不動産

5~20%

やや低

少しかかる

6/10
米国債権

0~2%

低い

かからない

6/10
株式投資

-100~∞%

×

高い

×

かかる

5/10
戸建て投資

-100~300%

×

高い

×

かかる

3/10
FX

-100~∞%

×

高い

×

かかる

2/10
国債×

0.05%

低い

かからない

2/10
仮想通貨

-100~∞%

×

高い

×

かかる

2/10

資産1000万円を投資するならコレ!おすすめの投資先ベスト3

上記は15種類の一般的な投資先として知られるものをご紹介しましたが、お勧めできるものから、避けた方が良いものもあります。個々の条件によっても変わってはくるのですが、たくさんあると迷う人も多いと思いますので、ここでは私が資産1000万円を運用するならこの投資先を選ぶ、というおすすめの投資先ベスト3をご紹介したいと思います。

第1位 区分不動産(都心部)

利回り3~∞%
リスク
手間かからない
おすすめ度9/10

都心部の区分マンションに投資する方法です。マンションのオーナーになって他人に貸して家賃を得る方法です。

区分不動産のメリット、デメリット

主なメリットは、

  • 実物があり安定している
  • 毎月家賃が得られる
  • インフレに連動
  • 節税効果もある

などがあります。やはり一番の魅力は安定です。実物があるため急激な物価変動や社会情勢などでも紙切れになることがありません。インフレ対応しながら確実にお金を生んでくれます。

デメリットは以下です。

  • 利回りが低い
  • 悪徳業者がいる

手堅い投資先であるがゆえに利回りは低い傾向になります。が、実際に売却となると利回りでいうと数百%なんてこともよくあるくらい利益が出ます。しかしながら良い物件を見てけてくれて、育ててくれる良い不動産業者を見つけることが簡単ではないことはデメリットとなります。

良い業者を見つけることができれば効率的に資産を増やすことができる一方で、その業者選びが簡単ではありません。ポイントは成功者から聞くことです。ただし、良い業者が見つかれば、資産1億円を効率的に増やせる投資先になり得ることは大きな魅力です。

第2位 投資信託(インデックス型)

利回り-10~10%
リスクやや低
手間少しかかる
おすすめ度8/10

投資信託は、株や債券などをパッケージ化した金融商品です。購入時より高くなったタイミングで売却することで利益を得ることができます。

投資信託には、

  • アクティブ型
  • インデックス型

の2つの種類があります。

アクティブ型はその名の通りアクティブに攻める形の運用を行います。一方インデックス型は、市場の値動きに連動する平均的な運用を行います。運用方法の他にも、パッケージの中の商品や手数料の違いもあります。

投資信託(インデックス型)のメリット、デメリット

投資信託のメリットは

  • 安定した運用を期待できる
  • 手数料が安い

という点です。

インデックス型の投資信託は、アクティブ型に比べて手数料が安いので利益を残しやすい特徴があります。指数をベンチマークにするものが多いので、短期では下がることはああっても中長期的には安定した運用を期待しやすいという側面があります。実際に、インデックス型の投資信託の半数は、プラスで運用されているとも言われています。

デメリットは、

  • 高い利回りは期待できない
  • 世界情勢に影響を受けやすい

ということがあります。

ベンチマークに合わせて動くため、安定した運用が期待できますが、反面高い利回りを期待することはできません。失敗しにくいとも言えますが、大きく増やすことも期待できない点は、人によってはデメリットと言えるかもしれません。

指数に連動するため、世界動向に影響を受けやすい点は注意が必要です。リーマンショック、コロナショックなどに大きな影響を受けるので、その点も踏まえて長い目で見ていく必要があると言えます。長期で保有し、コツコツと資産を増やしていきたい人、積み立てで投資していく場合にも向いています。

第3位 一棟不動産

利回り5~20%
リスク
手間少しかかる
おすすめ度6/10

手持ち資金が1000万円あれば、そのうちの数百万円を頭金に入れて一棟不動産が購入可能です。そしてその不動産を賃貸に出します。

一棟不動産のメリット・デメリット

メリットは、

  • 毎月のキャッシュフローが期待できる
  • インフレに連動

などがあります。

区分マンションと違って一棟まるごとを貸し出すため大きな家賃収入が見込めます。

デメリットは、

  • 管理が大変
  • 悪徳業者が多い

区分のように管理を管理組合が行ってくれるわけではありません。自身で行わないといけません。決断力が必要になります。また、利回りや毎月のキャッシュフローを餌にして良くない物件を売り込んでくる業者も多いです。

資産1000万円を運用する時の投資先まとめ

資産運用が成功するか、失敗するかは、いうまでもなくどんな投資先を選ぶかで変わってきます。1000万円を投資する場合は、そのための知識や投資先を見極めるためのポイントなどを理解した上で、投資することが大切です。

この記事では投資先の選び方のポイントをご紹介してきましたので、ぜひ参考にしてみてください。

投資は自己責任なので慎重に行う必要がありますが、今の時代、ただ銀行にお金を預けているだけでは資産は増えません。インフレで資産は目減りします。1000万円の貯金があるのなら、ただ銀行に預けるより、良い投資先を見つけて運用することで、効率的に資産を増やすことができます。

記事の中でもご紹介しましたが、専門知識も必要なく、手離れも良い投資先は区分不動産です。まずはポートフォリオに組み込む形で始めてみることをお勧めします。